これは体の反応で、肺や気管に入った異物を排出しようとするためのせきです。
どんなせきの症状かによって病院に行く、行かないを決めなければなりません。
■そのまま自宅で様子を見るせきの症状
軽いせきが続く程度。
■診察時間内に受診して欲しいせきの症状
時間と共にせきがひどくなる。
コンコンと乾いた音の咳から、ゴホゴホと湿った音の咳に変わった。
呼吸が速く、発熱がある。
体重の増えが少なく、生まれたときから呼吸が速め。
■診察時間外でも、受診をさせなければならないせきの症状
赤ちゃんがぐったりとし、小鼻を動かすようにあえぐ。
せきが治まっているのに、肩で息をしている。
呼吸したときに胸がへこんでいて苦しそう。
ミルクを吐いてぐったりしている。
ヒューヒュー、ゼーゼー、というせきをする。
夜中に犬の鳴き声のようなせきをしている。
激しくせき込んでいる。
■救急車を呼ぶ咳の症状
顔や唇の色が変わり紫色になってきた。呼吸困難など。
赤ちゃんのせきの仕方でも、様々な症状があります。
軽いせき程度であれば問題はありませんが、異変に気がついたら、早めにお医者様に見てもらってください。
赤ちゃんのかぜの症状としては、発熱、鼻水、鼻づまり、せきなどの症状が見られます。
風邪にかかりやすい赤ちゃんの年齢は6カ月以降で、季節を問わず風邪にかかります。
原因の多くはウイルスで、その種類は200とも言われています。
予防は、かぜがはやっているときの外出を避けることです。ウイルスに対する抗体が一度感染して出来ても、別のウイルスに感染することがあるので注意しなければなりません。